EOS M6と超広角レンズで物件撮影をテストしてみました

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

今回は、弊社で新しく購入したデジタルミラーレスカメラ、「EOS M6」で内観撮影のテストを行ってきましたので作例と共にご紹介をいたします。

自社内で不動産の撮影を行っている会社様、これから自社内でちょっとしっかりと撮影してみたい会社様に参考にしていただければ幸いです。

■ミラーレス一眼カメラ「EOS M6」の魅力

EOS M6は、Canonが昨年(2017年)販売を開始したAPS-Cセンサーを搭載した中級者向けのミラーレス一眼カメラです。APS-Cのセンサーながら、驚くほどコンパクトにまとめられています。右の写真は、手前がEOS M6に超広角レンズをつけたものと、後ろが弊社で使用しているフルサイズ一眼レフ用の超広角レンズ。見ておわかりのとおり、ボディとレンズの容積が、一眼レフのレンズ単体よりコンパクト。コスト面も、物件撮影に必須の超広角レンズが他社製品と比較して安価です。本体とレンズを別々に購入すれば、会社でも全額損金計上できる予算。部署内レベルでも気軽に導入できるのではないでしょうか。

今回のレビューでは、このCanon EOS M6というカメラに、EF-M 11-22mmという超広角レンズをつけた組み合わせで撮影してきました。

■水平が取りやすい

リビングEOS M6にはモニター上に、上下左右のデジタル水準器が表示できるため、とても簡単に水平を取ることができます。一眼レフでもモニターの端に小さく表示できるカメラもありますが、モニター上にしっかり表示できるのは、ミラーレスカメラのメリットです。

撮影意図にもよりますが、基本的には水平・垂直をしっかり出した写真の方が安定感が出て、信頼感のある写真になり易いです。無難な絵になりますが、これを基本に撮影した方が失敗が少ないのでぜひ実践してみてください。

■露出補正がダイヤルで付いている

露出補正カメラはマニュアルで撮影しない限り、基本的にカメラが撮影対象の明るさを判断してくれます。しかし、室内写真を撮る際は壁紙など白い対象が圧倒的に多いため、カメラ任せのオートで撮ると、暗く撮影してしまう傾向があります。ソフトであとで明るくすることもできますが、できるだけ撮影時に露出補正した方が楽です。

EOS M6には、カメラの上部に露出補正ダイヤルが付いているので、オートで撮影時でも、背面モニターをみながらちょうど良い明るさに簡単に変更することができます。+−のダイヤルなので、初心者の方でも直感的に明るさを調整できます。

もちろん初心者向けカメラ(EOS M KISS等)でも露出補正できますが、メニューから探す手間が増えてしまいます。この物理的なダイヤルが付いている便利さは重要です。

■樽型歪曲は正直、気になるレベル

湾曲収差右の写真に黄色い直線を入れてあります。フローリングや壁が直線ではなく、少し樽状に歪んでしまっています。これは超広角レンズではある程度発生してしまう現象で、樽型歪曲と呼ばれるものです。(カメラではなく、レンズが原因です)

屋外の風景写真などではほとんど気にならないものですが、ビルの外観や室内など、垂直・水平の多い被写体ではこの湾曲が目立ってしまうケースがあります。

もちろんフォトショップやライトルームなどのソフトである程度補正することはできますが、社内でそこまでできない、という会社様も多いのではないでしょうか。

フローリングに対して少し角度をつけて撮影する、壁の垂直が写真の端に来ない様に撮影するなど、工夫することであまり目立たない様に撮影する必要がありそうです。

■反応速度が遅い

Canonのオートフォーカスは各社ミラーレスカメラの中でも爆速などと表現されるほど早い方ですが、それでも一眼レフの上位機種・上位レンズと比べるとフォーカスのスピード、シャッターのレスポンスは劣ります。それでも、被写体は動かないものなので、慣れれば問題ないと思います。

逆に、普段スマホとかに慣れている方であれば、そんなに気にならずに撮影できると思います。

おわりに

参考になりましたでしょうか?
EOS Mからは先日、EOS M KISSという初心者向けのモデルも登場しましたが、物件撮影には露出補正ダイヤルが付いていたほうが便利かと思います。

また、弊社では物件撮影を格安にて承っております。売買、賃貸、竣工を問わずお気軽にご相談いただければ幸いです。また、今回の撮影で使用したシステムを以下に掲載しておきますので、ご参考にしてみてください。


フードは別売りになっていますが、外観撮影においては絶対に付けておいたほうが良いです。逆光時など、コントラストの低下を抑えてくれます。


外観撮影で青空をしっかり出したいなら、ぜひ付けることをおすすめするフィルターです。マンションのエントランスのガラスの反射などもコントロールできる効果があります。こちらは弊社でもつけているもので、少し高価なものです。C-PLフィルターは安価なものだと色ムラがあったり、色かぶり(緑)するものが多く、あまりお勧めではありません。

EOS M6で撮影した物件フォトギャラリー

写真は全て上記システムで撮影したJPEG撮ってだしです(未加工)。クリックで長辺2,400ピクセルの写真が見られますので、参考にしてみてください(無断転載厳禁/無断使用があった場合は所定の使用料を申し受けます)。APS-Cのセンサーサイズなので、条件次第では室内写真には若干ノイズが乗ってきます(クリックして拡大表示した時に視認できると思います)。そこら辺が気になる会社様は、フルサイズのカメラにした方が良いでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*